2005/7/24の日記をアップ。そう、この日にくぅちゃんを拾ったの。


夕べ、つまり金曜日の夜からずっと睡眠不足である。

えらいっ、睡眠時間けずって原稿かいているっ。

…なわけない。
いやまぁ、一度でいいから胸はってこういうこと言ってみたいもんだとは思うが、違う。


なんつーか、夏休み入ったばっかだというのに、うちの息子さん、ゲロ吐き風邪になって、金曜の夕方からゲロゲロやっている。で、金曜の夜は、脱水おこさないよう、すこ〜しずつアク●リアスをスプーンで五分おきに飲ませては、「お腹痛い、頭いたい〜」と騒ぐのをさすったりなだめたりと、まぁ、しょうがないから面倒みとったわけだ。

で、今朝、十時半に診療所に行って、やっぱ点滴か〜、ってんで、一時までかかっちまったから、亭主と娘さんには外に食べにいってもらって、点滴の息子につきそっていた。娘さんは元気元気、もりもり何でも食べてる。んっとに男の子って弱いわ、などと思いつつ、やっとこ一時すぎに帰って、そっから家事やって、うわ〜ん、今日も原稿できねぇ〜、と泣きながら夕方になったわけよ。

んで、んで、


みゃ〜〜〜〜っ


最初は鳥かと思った。

が、やっぱり「みゃ〜〜〜」


娘さんと外に出たら、な〜んとなんと、生後約二週間、つまりまだおっぱいだけで自分じゃおしっこもウンチもできない赤ん坊猫がポイ捨てされていた。

たぶんこいつ、捨てられのほやほや状態。

だってね、ベランダに出たり入ったりしてたけど、急に声がしたんだよ。そして、その前に、なにやらお散歩らしき人が歩み去っていってたんだよ。

くっそ〜〜、今、捨てていきやがったな。

しかし、怒りをぶつける相手の姿はもはやなく、しょうがないから拾った。だって、死ぬもん、これじゃ。目の前で死なれたら気分わりぃし…

だけど、もう六時半、猫のミルクだのほ乳瓶だの当然だがない。今から走ってもホームセンターは閉まる。

で、かかりつけの獣医さんのところへ駆け込んだ。ついでに、シュウ君とプリンちゃんもケージに押し込んで、予防接種してもらったんだけど。




獣医さんのところでほ乳瓶もらって、ミルク切れてたから、代わりに牛乳つかってネコミルクにする方法教えて貰って、帰ったのは八時半…はやめに娘さんにはおにぎり食べさせてたからよかたけど、亭主は空き腹抱えてるし、なんだかネコミルク作ったり、シュウ君とプリンちゃんを宥めたり、赤ん坊ネコにおしっこさせたりしてたら、もうミッドナ〜イトじゃん。

三時間おきに授乳って、マジ…?

オレ、あの授乳期間のきつさ、娘さんで終わりって思ってたのに、何で今頃…


原稿すすまねぇし…



ちくしょうっ、捨てたヤツ、祟られやがれっ。
もらい手探すぞっ、うちじゃ飼えんぞっ。シュウ君とプリンちゃんがいるからなっ。そりゃ、一人前におしっことウンチができるくらい大きくなるまではオレが面倒みるしかないけどさ。


うちじゃ飼えんっ。


何度も言うぞっ。

うちじゃ飼えんっ。


手のひらサイズが膝の上に寝ている。
すでにもう、グラグラきているお母さんだ。

だめだ、だめだオレ、可愛さに流されるなっ、
鬼だ、鬼になれっ、鬼になって里親を捜せっ。

波瀾万丈な夏休みの幕開けとなりました…原稿、ど〜すんだよっ。ひ〜〜

☆☆☆☆☆

そして結局、飼ってるわけよ、現在。
しかもすっかりお嬢様育ちだし。


オレってば、意志薄弱………