続・「燃えろ・豆の魂」とプリンちゃん
日記の「プリンちゃんと豆の魂」で書いたとおり、何故かプリンちゃん、おつまみシリーズ「燃えろ、豆の魂」を籠から引っぱり出しては部屋にばらまく。別に袋を噛みやぶるわけじゃなく、部屋のあちこちに置くだけなのでとりあえず放っといたのだが、それがマズかった。
「ぎゃ〜っ」(朝っぱらから亭主の悲鳴)
「なんでこんなとこにピーナッツが落ちてるんだ〜っ。」
…そうだった、コイツ、足下見ない奴だった…
床には無惨に散ったピーナッツと豆の魂の小袋…
「猫に散らすなって言えっ」
いや、アンタ、そりゃ無理だって。言うのは簡単だけどね、プリンちゃんにそれを理解して実行せよ、っつーのは無理でしょーに。
自分が踏みつぶしたことは棚にあげ、ブーブー文句をたれる宿六。
うるせーっつの、片付けんのはオレだろーが。ピーナッツと一緒に捨てるぞ、オラァ。
しかしまぁ、毎回モメるわけにもいかんので、「燃えろ、豆の魂」の入ったおやつ籠を隠す事にした。隠すといっても、サッとおやつをとるためのおやつ籠なわけで、戸棚の奥深くねむらせるわけにはいかない。
そこで、プリンちゃんの目をあざむくため、おやつ籠を電子レンジの上へのせた。
電子レンジの上なんて、普段、何も食べ物おいてないし、安心だもんね。(玄関は前回、パンを取られたので隠し場所からはずした)
オレが甘かったよ…
プリンちゃん、はじめは「豆の魂」を探してウロウロしていた。
……労力つかって探すようなものなのか、これ…
飼い主の疑問はともかく、プリンちゃん、「豆の魂」さがしてウロウロ。
そして、ついに見つけたのだ。「豆の魂」を。
電子レンジにとびのり、ソーメンの箱の上に鎮座ましましていた「豆の魂」をプリンちゃんはついにみつけた。
……………で、またくわえてバラまくのね、君は……
一度「豆の魂」を見失ったプリンちゃんには、おやつ籠の中身への執着が生まれたらしい。
「燃えろ、豆の魂」を3、4個バラまくと、こんどは「アーモンドチョコ」だの「ダース」だの「小梅」だの、他のお菓子までバラまきはじめた。
…………プリンちゃん…………
上はまさに、プリンちゃんが「燃えろ、豆の魂」をくわえてバラまきにいこうとしている瞬間である。
「オレは猫の唾のついたつまみは食いたくない〜〜〜っ。」と叫ぶ若干一名は無視するとして、すっかり匙なげているお母さんなのでした、はい。