諸君、私はカカシお嬢様が好きだ
 
注・合同誌「レディカカシ」の番外みたいなものです。0J10、通称お嬢様錠によってお嬢様化したカカシと黒髪執事として才能を開花させたイルカ先生の話?というか、ちゃんとカカイルです(お嬢様化してもイルカカじゃないです)
お嬢様化したカカシが組織した美しき暗部精鋭部隊、通称「カカシお嬢様のカサブランカ部隊」の心の叫びです。もちろん、筆頭はテンゾウ君です。白いタキシードにかぐわしい香水が漂ってきたら敵にとっては死を意味するってくらい恐れられる精鋭です。なにせ、タキシード汚したらお嬢様からえらい怒られるから皆必死、実力アップしたのです。



諸君、私はカカシお嬢様が好きだ
諸君、私はカカシお嬢様が好きだ
諸君、私はカカシお嬢様が大好きだ

涼やかな眼差しが好きだ
白磁の肌が好きだ
神にも等しい美貌が好きだ
輝く銀髪が好きだ
我々をひねり潰す腕が好きだ

受付所で
上忍待機所で
暗部待機所で
中忍の部屋で
シェフ猿飛の店で

この地上に存在するありとあらゆるカカシお嬢様が大好きだ

ごきげんようと挨拶してくださるのが好きだ
皆様、参りましょうと命令される時など心がおどる

バラ色のドレスを翻してクナイをふるうのが好きだ
返り血ひとつ浴びずに敵を屠る時など胸がすくような気持ちだった

任務を終えた我々を検分する様が好きだ
服装の乱れは火の意志の乱れですわと柳眉をひそめる時など感動すらおぼえる

たるんでいますのよと我々を打ち据える時などもうたまらない
27センチのハイヒールで我々を踏んでくださるのは最高だ

妬み深い輩が写輪眼のカカシもこれで終ぇだと侮ってくるのを
完膚なきまで叩きのめして微笑まれる時など絶頂すら覚える


黒髪執事を従え華やかなドレスで受付所に入ってくるのが好きだ
お嬢様錠が切れて忍服で入ってきた時はとてもとても悲しいものだ

素顔でほほえまれるのが好きだ
黒い口布が顔を覆ってしまうのは屈辱の極みだ



諸君 私はカカシお嬢様を 永遠にお嬢様状態が続く様なカカシお 嬢様を望んでいる
諸君 私に付き従うカカシお嬢様好きの諸君 君たちは一体何を望んでいる?
更なるカカシお嬢様を望むか 
糞の様なカカシお嬢様を望むか?
お嬢様錠なしでもずっとお嬢様化している花のようなカカシお嬢様を望むか?

カカシお嬢様!! カカシお嬢様!! カカシお嬢様!!

よろしい ならばカカシお嬢様だ


だが、暗部待機所で元に戻った先輩の「誰がお嬢様錠なんぞ飲むか、二度とごめんだ」という宣言に 耐え続けて来た我々には
ただのカカシお嬢様ではもはや足りない!!

大カカシお嬢様を!! 一心不乱の大カカシお嬢様を!!

我々はわずかに小数
本来の写輪眼のカカシ崇拝者に比べれば物の数ではない
だが諸君は一騎当千のカカシお嬢様親衛隊だと私は信じている
ならば我らは諸君と私で総兵力100万と1人の暗部カサブランカ部隊集団となる
我らを忘却の彼方へと追いやり、先輩が忍服の方がいいと思っている輩を叩きのめそう
髪の毛をつかんで引きずり下ろし 眼(まなこ)をあけて思い出させよう

連中にカカシお嬢様の神々しさを思い出させてやる
連中にカカシお嬢様から踏まれる痛みと快感を思い出させてやる
カカシお嬢様には奴らの哲学では思いもよらないお嬢様錠和風味がある事を思い出さ せてやる
1000人のカカシお嬢様親衛隊の集団で 世界を写輪眼のカカシお嬢様で埋め尽く してやる

目標 木の葉薬剤部

お嬢様錠グレードアップ作戦 状況を開始せよ

征くぞ 諸君


 


やっちまった、ジェネレータ第二弾、合同誌「レディカカシ」の中のカサブランカ部隊の皆様の叫びです。もちろん、筆頭はテンゾウ君。なにせ暗部待機所には、お嬢様化していた時の先輩の等身大パネルが飾ってあるくらいですから。お嬢様で攻めなカカシさん、第二弾希望が多かったので、今度は和風でいくかも