本性4

 

 



「くーからくーかりしーきーかるけれかれ ク活用〜しくしから〜しくしかり〜し〜しきしかる〜しけれしかれ〜シク活用〜」
「イルカ、何やってんの?」
「え、古典文法形容詞」
「じゃなくてソレ、その顔に当ててコロコロ転がしてる奴」
「あ、これか?へへ、美顔ローラー」
「え?美顔?」
「冬のボーナスでな。木の葉デパートで奮発しちゃったー」
「なんでまたお前、美顔ローラーって、いよいよ古典文法に脳みそやられたか」
「しっつれいな。オレは木の葉の受付嬢だぞ?お疲れ様っていう本人の肌がお疲れ様じゃ洒落になんねぇしな。コレでピッカピカに磨くんだ」
「イルカ、それって限定一名様のためとかじゃ…」
「カカシさん、あんまりガンガンこられると引くタイプみたいだし、さりげなさを武器にしようかと」
「やっぱりな、はたけ上忍な」
「書類を渡してカカシさんの指が触れた時吸い付くようなほっぺたでいたい」
「いや、そもそも書類渡す時顔に指触れねぇから。まぁいいや、その美顔ローラーって効くの?」
「おぅ、やってみろよ」
「え、これ顔にあてんの?」
「そう、ローラー部分をあてて下から上へ」
「……なぁイルカ」
「力いれないで滑らかにだな」
「イルカ、これ、足ツボローラーだぞ?」
「えっ…」
「美顔ローラーじゃなくて足ツボ」
「……………」
「わぁっ、泣くなイルカ、ほら、お前ゴツイから足つぼローラーくらいのほうがよく効くんじゃ、だから泣くなよイルカぁ〜」

実話です…



 
web拍手お礼画面ss。娘の先輩がお母様に『美顔ローラー買ってきて」と頼んだら足つぼローラーを買ってきたんだそうです。なかなか出来ないハイレベルな間違いだと思います。なんたって売り場違うし…